一斗缶観測日記

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遠征選抜試験のチームを分析してみた(11番隊:若村・細井・半崎・笹森・ヒュース)

 来月以降のワートリで遠征選抜試験が盛り上がっていくと思うので、今のうちに各チームを分析してみようかなーと思います。ラストは若村率いる11番隊について。

  参考にするのは原作と公式データブック(BBF)、あとはワールドトリガーwiki@2ch。せっかくなので各キャラからwikiへリンクも貼ることにします。

 

<前の記事>10番隊:村上・氷見・堤・熊谷・蔵内

 

  →遠征選抜試験関係の記事のまとめ

 

  • 戦闘員

名前             ポジション     トリオン  攻撃    防御/援護 機動    技術    射程    指揮    特殊戦術  トータル 
若村麓郎 ガンナー 6 6 7 6 7 4 3 3 42
半崎義人 スナイパー 5 6 8 4 11 11 1 5 51
笹森日佐人 アタッカー 5 6 7 7 6 2 3 5 41
ヒュース アタッカー                  

 

  • オペレーター

名前      ポジション トリオン   機器操作   情報分析   並列処理   戦術     指揮     トータル 
細井真織 オペレーター              

 

チームとしてそれぞれのメンバーを見た場合、

  • 若村麓郎(リーダー)→香取隊のガンナー。17歳。突撃銃型のアステロイド・ハウンド、カメレオンを装備。慎重な性格で、特攻しがちな香取を諫めたり援護したり、サポートスキルが高めです。直前のランク戦では、香取が成長した姿を見せたのに対し、若村はリーダーという役職をこなすのに精いっぱいで、うまくチームを動かせず、トラップを食らって早々に緊急脱出してしまいました。しかも緊急脱出後は動揺して香取への指示出しができず、華さんが代わりに指示を出した始末です。元の隊でも隊長ではなく、特に適性があるわけでもなさそうですが、今回なぜリーダーとして選ばれたのか不思議です。もちろん全然実力がないというわけではなく、柿崎隊の巴の側面からのハウンドをとっさに防いだり(シールドを動かした隙に追撃されてましたが)、修にやられる直前に三浦に空閑を警戒するよう呼び掛けたり、冷静に戦えればもっと実力が発揮できるのではないかと思います。
  • 細井真織→生駒隊のオペレーター。17歳。パラメーターの並列処理は不明ですが、現時点で4人部隊の生駒隊のオペをやっていることから4人オペにも十分対応できることが推測されます。自分がかわいいと言われたことがないことを気にしたり、生駒隊のみんなからかわいいを連呼されて照れたり、かわいらしい一面があります。兄2人の環境で育った李、男だらけの生駒隊でもうまくやっているので、今回の閉鎖環境でも大丈夫そうです。
  • 半崎義人→荒船隊スナイパー。16歳。イーグレット、バッグワーム、シールドというシンプルなスナイパーです。イーグレット以外の攻撃手段を全く装備してないのは珍しいですね。荒船隊の帽子を被ってる方のスナイパーです。いつもダルがってますが精密射撃の名手として奈良坂と並んで名前が挙げられるほどで、「サカナをよけて本体に当てるゲーム」に参加できるレベルの腕前とのことです。ダルがっているのは向上心の表れだったりするのかもしれません。
  • 笹森日佐人→諏訪隊のアタッカー。16歳。弧月・旋空・カメレオンを装備。地味な外見ながら登場するごとに成長がうかがえる期待株です。大規模侵攻では諏訪さんを取り戻すために戦うと伝えるものの風間さんに一蹴されましたが、その後のエネドラ戦で囮を引き受けたり、己の役割を考えて行動できる冷静さを身に着けています。基本はカメレオンを使用して奇襲を行うことが多いです。ヒュースと弧月のみで勝負した時には1本とったり、ランク戦で熊谷と相打ちに持ち込んだり、マスター級ほどではないにしてもアタッカーとしては十分な実力者です。
  • ヒュース→玉狛第2(三雲隊)のアタッカー(上位相当)。16歳。弧月・旋空・バイパー・エスクード・メテオラを装備。角トリガー装備時はトリオン16の逸材です。本当は近界民という色々と入り組んだ事情があるカナダ人です。弧月1本での勝負だとアタッカーランク6位の生駒とほぼ互角の実力を見せています。しかも本人は自身の腕が鈍っていると認識しており、調子が良い時はそれ以上の実力なのかもしれません。那須ほどではありませんが変化弾(バイパー)の軌道をリアルタイムで引くことができ、直近のランク戦でもバイパーを使って生駒を落としていました。ランク戦で生駒隊・弓場隊・二宮隊に集中砲火されて一定時間しのいで1ポイント稼ぐというのはぶっちゃけやばいと思います。近界民という秘密があること、良くも悪くも率直に伝えてしまうので他メンバー(特に若村)と衝突しないかが不安材料です。

 

 アタッカー、ガンナー、スナイパがそろっておりバランスが良いです。ヒュースはシューター寄りの立ち回りもできそうなので、中距離戦闘もこなせそうなチームですね。

 リーダーの若村は当初は単なる香取隊のメンバーの一人でしたが、最近になって出番が増えてきて修に次ぐ第二の眼鏡などと呼ばれています。トリオン量や戦闘力は修よりマシなものの、予想外の事態に動揺して攻撃を受けたり、緊急脱出した直後に動揺して指示を出せなかったり、指揮官としての判断力や安定感に欠けています。良くも悪くも17歳の少年らしい未熟さがあるので、今回の遠征選抜試験でどのような成長が見られるか楽しみです。

 メンバーの大半は若村自身が組みやすさで選んでいるので連携や情報伝達などは問題なさそうですし、オペレーターの細井も4人部隊経験者なのでその点も心配ありません。最大の懸念材料はやはりヒュースの存在でしょうか。

 ヒュースは発言が素直過ぎるので、若村の未熟な指揮だと「妥当性がない指示には従えない」と反発するのが予想できます。作戦のダメ出しや対案をはっきりと本人に伝えてしまうので若村をへこませてしまいそうです。そのせいでさらに指示が遅れたり、決断できなくなったり、悪循環に陥る恐れもあります。玉狛第二だったらペンチメンタルの修とサポートの鬼の空閑がいるのでなんとかなりますが、即席チームだと周りのメンバーがサポートしきれないかもしれません。裏を返せば若村の欠点や苦手なところが明確になる良い機会なので、ぜひヒュースから指揮官として必要なものを学びとってほしいところです。

 あと、ヒュースは近界民なので身の上話をするわけにもいかず、共同生活が地味に大変かもしれません。あと、見た目(角なし状態)はトリガーでの換装によるものなので、試験中はベイルアウト先もチームごと分けるとかなったら困りそうですね。