PCを常にスリープで起動し続けるようにしていると、日常的にスリープに切り替えることが多くなります。キーボードでPCをスリープにすることができたので、その方法をまとめます。
参考にしたサイト
手順としては次の通り。
1.pssuspend.exeを用意する
前に以下の別記事で使用した「PsTools」を使います。
Microsoftの公式サイトからPsToolsをダウンロードして解凍します。
PsTools (psshutdown)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/downloads/psshutdown
前使った時には「PsToolsというプログラム」があるんだと思ってましたが、これって一連のコマンドラインが入ったツール群のことを指していたんですね。
今回使うのは「psshutdown.exe」という実行ファイルです。このファイルは設定した後も残しておくので邪魔にならないところに移動させておきましょう。(ディレクトリの変わらないところがおすすめ)
2.psshutdown.exeのショートカットを作成
「psshutdown.exe」を右クリック>ショートカットの作成で、ショートカットを作成します。その後、プロパティを開きます。
「リンク先(T):」の末尾に「 -d -t 0」とオプションを追記します。以下のような感じです。オプションの最初にある半角スペースも忘れないよう気を付けてください。
~~\PSTools\psshutdown.exe -d -t 0
ちなみにオプションの意味は「-d=PCを休止する」「-t 0=シャットダウンまでの時間を0秒とする(勝手にシャットダウンしない)」ということのようです。細かく知りたい方は公式サイトでご確認ください。
3.ショートカットキーの組み合わせを設定
同じ画面で今度はショートカットキーを指定します。「ショートカットキー(K):」の欄をクリックして、使用するショートカットキーを入力してください。
同じキーの組み合わせで、既に別の機能で使用されている場合は自動で修正されるので、修正されたものを使うか、あるいは別のショートカットキーを指定します。
4.ショートカットを移動
ショートカットをショートカットキーで実行するには「デスクトップ」か「スタートメニュー」のどちらかのフォルダに置く必要があります。もしデスクトップに直接置く場合はこれで作業終了です。
スタートメニューの方に移す場合は、以下のディレクトリに今回作成したショートカットを移動してください。
C:\Users\【ユーザー名】\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\
もし見つからない場合は、左下のWindowsマークをクリックし、スタートメニューに表示されているアプリを適当に右クリック→その他→ファイルの場所を開く、で開いたフォルダの上の階層に行けばスタートメニューにたどり着けます。
初回の実行時のみ以下の画面が表示されるので、「Agree」を選択します。
これで無事スリープできるようになりました。