古いPCをHDD→SSDに換装した時、USBメモリからOSをインストールするとなぜかエンドレスでOSのインストール画面が表示されて困ったので対処法をメモします。
結論から言うと、起動時の優先デバイスがUSBメモリになっていたためでした。
インストールするときはUSBメモリを優先しますが、再起動した時にはSSDを優先するよう変更しないといけないのを忘れていたために起きた現象でした。
起動時にUSBメモリが優先されていたらそりゃインストール画面が何度も出ますよね。初心者こそ初歩的なミスに引っ掛かりやすいという教訓です。
以下、備忘録もかねてHDD→SSD交換の手順もざっくりメモ。
当初は「EaseUS Todo Backup」を使ってクローンを作るつもりでしたが、ハードディスクの不良セクタの関係か、何度やっても途中で失敗するのであきらめてクリーンインストールすることにしました。
- Microsoftの公式の「ツールを今すぐダウンロード」からインストールメディア作成ツールをダウンロードし、USBメモリに書き込む。
- PC本体のHDDを抜き、SSDを差し込む(事前にSSDをフォーマットしておいた方が良いかも)
- PC本体にインストールメディア(USBメモリ)を差す。
- 電源ボタンをONにしたらすぐF2を連打してBIOS画面を呼び出す。
- 起動時に優先するデバイスをUSBメモリに切り替えて(F5・F6で操作できた)、右矢印キーを押して変更を保存する。
- 再起動したらUSBメモリが読み込まれるので、Windows10をインストールする。プロダクトキーは本体底面のシールを見る。
- あとは初期設定を済ませれば完了
・・・と思っていたのになぜか6のプロダクトキーを入力して再起動すると、なぜかもう一度Windows10のインストール画面が現れました。最初はインストールに失敗したかと思い、再度インストールしてみましたが、再起動するとやはりインストール画面になります。
SSDは新品で書き込みテストはしてあるので問題なし、インストールメディアの作成も別のPCでやっているので特に問題はないはず。
少し考えて、起動時の優先するドライブをUSBメモリにしていたことに気づきました。
いくらSSDにOSをインストールしても、起動時にインストールメディアを読み込んでいたら意味がありません。起動時の優先ドライブをSSDに切り替えたら普通に初期設定に進めました。
こういう基本的なところこそ慣れてないと見落としがちかもしれません。