【TIPS】Excelで「値の貼り付け」をショートカットキーで実行する方法
Excelでよく使う「値の貼り付け」をショートカットキーで実行する方法をまとめました。
<前置き>
Excelで作業をしていてセルの内容を貼り付けする時、そのまま張り付けてしまうと書式や関数が適用されてしまってレイアウトが崩れたり、意図せぬ数値が出てきたりすることがあります。(まさにこんな感じ↓)
そういったことを避けるためには「値の貼り付け」を使うと非常に便利です。
値の貼り付けは通常の貼り付けと違ってセルの数値だけを貼り付けしてくれてるので、うっかり関数がコピペされてしまうこともありませんし、セルの色やサイズが変わってしまうこともありません。
計算結果を関数で出しておいてまとめて別の表に貼り付けるとか、色やセルの背景が統一されているところに値だけ追加するとか、そういった場合に便利かと思います。
ただ、この機能は初期設定ではショートカットキーで実行できず、使用するには右クリック→値の貼り付けと選ぶ必要があります。
そこで以下の方法でクイックアクセスバーに追加することで、ショートカットキーでも実行できるようにしました。
<具体的な手順>
- Excelを開いて、左上のクイックアクセスバーの右端のマークを選択し、その他のコマンドを選ぶ
-
コマンドの選択を選んで、[基本的なコマンド] → [すべてのコマンド] に切り替える
-
[値の貼り付け]を選択。結構下の方にあります
- 選択したら中央の[追加]を押して、
- 最後に [OK] を押します。
- ショートカットキーは上から順番に「Alt+1」~「Alt+4」となります。今回の例だと「Alt+4」ですが、右側の▲▼で調整することもできます
<結果>
これでコピーをした後、
「Alt+4」を押すと「値の貼り付け」が実行されるようになりました。
少し手間ではありますが、「Ctrl+Alt+v」を押すことで形式を指定して貼り付けができるので、ここでテキスト形式を選ぶ方法もあります。