タイトルに引かれて来た人は最後の2行を見るよろし。
今年(2018年)の3月14日に亡くなったホーキンス博士の遺品がオークションで売却されたらしい。
Stephen Hawking’s Wheelchair and Doctoral Thesis Sell in Multimillion Dollar Auction
Stephen Hawking personal effects fetch £1.8m at auction - BBC News
実際どんなものが売られたものは
- 赤い革製電動車椅子:296,750ポンド(約4,394万9,941円)
- 博士論文の複製物(現存5部のうちの1部):584,750ポンド(約8,657万8,324円)
- サイン入りの著書「Brief History of Time」:68,750ポンド(約1,017万9,153円)
- Alpha Industriesのジャケット:40,000ポンド(約592万2,416円)
- メダルと賞状のコレクション:296,750ポンド(約4,393万6,926円)
- アニメ(シンプソンズ)出演時の台本:6,250ポンド(約92万5,378円)
- タイムトラベラーのためのレセプションへの招待状:11,250ポンド(約166万5,680円)
などなど。もろもろあわせて、180万ポンド(約2億6,650万8,736円)相当らしい。
宝くじレベルで儲かるとは偉人の遺品ってすごい。
ちなみにホーキング博士の博士論文は自身のホームページで公開されている。
こういう論文は内容にこそ価値があるはずだで、だからSci-HubとかResearch Gateが問題視されていたはずなのだが……複製物に8000万円以上ってどうなんだろう。別に誰かが困るわけではないのだが、論文自体の価値ではなく単なるコレクションアイテムとして評価されているようでなんか釈然としない。
ちなみに、約8700万円の価値のある論文は以下のリンクからご覧いただけます。
これを見るだけで「今すぐ誰でも8000万円以上の(価値のある論文を見て、学術的な)利益を得る方法!」